作るものが増えています。ぬか漬け、大豆の脱穀、あずま袋づくり

11月の活動報告です。まずは、お米をお譲りしている中で出たぬかでぬか床を作りました。輪づくり農場でとれた野菜で漬けたぬか漬けを関わる方にお配りしています。

成分 綾部のお米、京丹波の湧き水、室戸産の塩(すべて取扱いしています)割合 米1、水1、塩0.1です。

私の取り扱っているものだと薄味でぬかの味を楽しんでほしいぬか漬けの味にしています。ぬかだけで食べて美味しいとは知りませんでした。大量に作っているつもりですが、配るとなると少ない量だと感じました。しばらく続けて多くの方にお配りしたいと考えています。動画は最初のぬか床を作っている作業です。

次は大豆の脱穀です。しばらく畑に通えず久しぶりに来てみると大豆の脱穀が始まっていました。品種 黒千石 

大豆を枝から外して、殻を取り、最後にごみを落として容器に入れる。その後もう一度綺麗にごみを取り切り保管する。

この大豆の作業、作業中は談笑しながら作業で楽しいですが、思っているよりも時間がかかり大変です。お米の収穫や芋ほりもそうで、食べ物を収穫することの大変さを痛感している秋になりました。

「誰が作っているかわからない、簡単に栽培して収穫できる、安全かわからない購入しやすい食べ物」と「作っている人が分かって、その人が手間をかけて育てて収穫した安心できる食べ物」みなさんどちらを選びますか。安心な物を購入しやすい金額で買い物することは作る人の生業を支えられない、とつくづく感じています。共感できることがある方は輪づくり農場へお越しください。

次にお伝えしたいことは、裁縫、ミシンを使うことも始めています。

あずま袋というなんでも入る袋を作ることを始めました。目標は20袋ほど用意ができて、普段配達する時、野菜を届ける時に使用したいと考えています。昔、牛乳の配達で瓶の交換があったように、袋を交換出来て頻繁に関わり合える関係を持てたらと思い、持ち物も思いを込めて作りました。

ただし、数が必要なので縫い方にはこだわっていません。

縫い方の説明は次回に説明します。

今回は、作業中に自治についての話をずっとしていました。

自分たちの暮らしを自分たちで作るために生活の中で必要なことを作り出す取り組みを始めています。物を作るだけでなく、大人が集まって何を作る、何を整備する話し合い「自治」ができる環境を一番の目的にしています。大人の私たちが自分たちの意見を作れない、話し合えない、責任を持てない関係性をずっと作って生きてきました。「自治」が行えない限り、今の社会状況は変えられないと感じ、運動をしています。

大変ですが一緒に作り始めましょう。

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