輪づくり農場の活動が一年経ちました。

2022年の7月から畑の活動を始めました。

「(古民家など)みんなで集まれる場がほしい」、「安全な食べ物を食べたい」、「農業をやりたい」

いろんな声を聞いて、「自分たちの集まり場を作るために畑や山、民家の管理を行っていこう」と、決めたのが2022年5月でした。それからわずか1か月で、畑をお貸し下さる方と出会い、畑作業を始めることができました。

自分たちの輪の中で生きていく意味を込めて、この畑を輪づくり農場と名付けました。「人任せや参加意識をやめる」、「自分でやる、自分たちでやる、周りを助ける」関わる人みんなが主体的に行動することを実践する意識をいつも持ってもらいたい想いで最初に看板を建てました。

コロナを通して知り合った私たちは、自分たちの集まり場所、暮らし、政治を自分たちで治めていく自治活動に取り組む必要があります。

「周りで(コロナの認識を)誰もわかってくれる人がいない。だから遠くても自分たちは助け合っていこう」と、遊びや共通の趣味、話題で交流を重ねてきました。でも、催しや交流会に参加する、毎年居場所を変えていては場が成熟しません。

コロナを超えるのに必要なのことは、関わる人を決めて、その輪の中で仕事、暮らしを作る。企業に雇用されなくても輪の中で生きていける人を作る、輪の中で助け合いができる、自分たちの暮らしの決まりを作る意識と関係作りだと今までの活動から感じました。

・自分たちの輪の中で決まりを作り、決められたことに則ること

・大企業に依存しない生活、自分自身の手で暮らしに必要な物を生産する技術を身に付ける

・無理と言わない、「できる」ようになる

コロナを超えるため、次のコロナ、社会を見据え、この三つを実践するために輪づくり農場の活動に取り組んでいます。集まる人は少数で、活動の進み具合も早くないですが、一年経ってみると畑とその周りにはずいぶん変化がみられるようになりました。

2022年7月

2023年7月

輪づくり農場で上記の自治活動を実践できているとはまだ言えませんが、一人ひとり、去年は経験したことがないこと、できなかったことに挑戦しています。自分たちの決まりを自分たちで作ることは本当に難しいですが、2030年を見据え、私たちの輪の暮らしを作っていく自治問題に取り組んでいきます。一緒に取り組む方が増えることも願っています。

一年間、地域の方、畑をお貸し頂いた方、私たちを温かく見守ってくださり有難うございます。

この地域も今後、高齢者が増える地域になっています。自分たちの畑活動を充実させ、地域にも貢献できるように活動を続けていくのでこれからもよろしくお願いします。

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補足 2023年に輪づくり農場で用意できたもの、財産、成果

・農機具

・車

・畑、小屋の整備

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